(着陸時は晴れていたけどこのあとは雨)
インドやカンボジアやベトナムはサバナ気候の乾季だったが、シンガポールは赤道直下で熱帯多雨気候。室内はエアコンをガンガン効かせるので寒いし、外に出れば湿度がすごくてめがねもカメラのレンズも曇る。
今回は遠い昔に学会で泊まったフォートカニングのYWCAにした。ラッフルズホテルが近いのでMRTで偵察に行ったが、以前行ったインドカレーのお店は予約しないとダメだったので、回廊を一周しておしまい。
(ラッフルズホテル)
となりのショッピングモールにスーパーがあったので食料を少し買ってホテルに戻った。ベトナムで飽食生活だったのでダイエットしよう。
(ラッフルズでディナーじゃないの?)
翌日はお世話になった弊社オフィスに挨拶に行き、カンボジアみやげのドライマンゴーやらカシューナッツやらをさし出したが、シンガポールには何でもあるでしょう。すみません!
フォートカニングはシンガポールの歴史の舞台で、14世紀には王宮があり、イギリス東インド会社のラッフルズがシンガポールに目をつけて上陸した場所からも近い。シンガポールはイギリス植民地として貿易の拠点だったが1942年に日本軍により占領され、1945年日本の敗戦で再びイギリスの支配に戻り、英極東指令軍が置かれた。
(フォートカニング)
(極東指令軍本部;現在はホテル)
1959年自治領となり、1965年マレーシアから分離独立したのでシンガポールは若い国だが、全くもって成長著しい(物価も日本より高い)。
(ラッフルズ像)
帰りの機内では事前に「ヒンドゥーベジタリアンミール」を注文しておいたのでインドカレーにありつけたが、ヒンドゥーベジタリアンは乳製品を食べるのに、アイスクリームやバターをくれない。全日空勉強しろ。
というわけで日本に帰着した。これからの方が難行苦行だろうな。
(左手に富士山がご覧になれます)