2022.10.13 国立公園その2(デンバー)

 デンバーではロッキー山脈国立公園を見学した。

 ロッキー山脈国立公園ツアーは朝9時にユニオンステーション集合なので、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらったが、タクシーが来ない。15分経っても、30分経っても来ない。渋滞でなかなか来ないことが多いらしい。1時間待って、もうダメだ、どうしようとフロントのお姉さんに泣きついたら、Uberを呼んでくれた(スマホを持っていないのでUberとかGrabとか使えなかったので)。お姉さんに代金を払って、そうしたら5分で来たじゃありませんか。ユニオンステーションに09:05着でセーフ。

 今回はイギリスから2組と国内から3組くらいで、ニューヨークから来たご夫妻のご主人の方は、地質学者だった。東洋人が1人いたけれど、アメリカ生まれの人だった。ガイドさんはなかなか気配りの細かい人で、参加者の名前とどこから来たかをメモして、コロナの時はどうだったのとか話しかけてくれた。

 途中ロッキー山麓にスタンレーホテルという高級ホテルがあり、1980年のホラー映画「シャイニング」の舞台だったそうだ。おばけが出るホテルとして?人気らしい。ここから2人参加してきたが、おばけは出なかったようだ。

 (スタンレーホテル)

 今回はビジターセンターに立ち寄ってくれたので、本や地図などを買うことができた。ここの展示は動植物の簡単な展示だけだった。

 

 1982年に上流のダムが崩壊して洪水で押し出した土砂がたまった「扇状地」というポイントでピクニックランチのあと、標高3560m位の峠まで車でのぼった。

 ここは森林限界の上で、「ツンドラ遊歩道」というのがあった。寒いので上着をとりに小走りで車に戻ったら標高が高いので息切れした。午後で逆光だったが、氷河地形を展望することができた。

 

 その他湿原や湖などの絶景ポイントをいくつか回って、シカなども見られた。ガイドさんは森林限界付近の針葉樹も「マツ」だといっていたけど、あれは(ガイドブックによれば)トウヒやモミだね。

 (森林限界付近)

  (谷底の湿地)

 帰りはガイドさんは疲れただろうからとBGMを流しながら帰ったが、彼は同年代くらいのようで、BGMはすべて80年代のヒット曲だった。

 ユニオンステーション解散後、タクシーもつかまらないので、途中まで電車に乗って30分歩いてホテルに戻ったが、薄暗い道でもう歩きたくないと思った。お客さんは基本的に自家用車利用で、ホテルを値段で選んだのが失敗だった。その上、「スマホ持たざるものは人にあらず(Uber)」。