2023.01.14 福島巡検(その1)

 K先生のゼミ巡検に参加させていただき、バスで福島(浜通り阿武隈山地)をまわった。浜通りは昨年4月に震災遺構めぐりをしたので、そのとき通ったところもあった。

 いわき市岩間防災緑地は前回通ったけれど、被災堤防モニュメントは今回初めて見た。

 (倒れた旧防潮堤)

 

 いわき市震災伝承未来館では語り部のよーよーさんに周辺を案内していただいた。よーよーさんは当時20歳、自宅でおばあちゃんと被災した時の話は言葉を失った。その家の場所が今は防災緑地になっている。

  (よーよーさんのお話を聞く)

 

 海岸沿いを北上して、いちえふ(第一原発)を過ぎ、浪江町の請戸(うけど)小学校(震災遺構)も見学した。ここは昨年4月も来たが、全員無事避難できたところだ。小学校というのは地域の人誰もが関わりのある場所だけに、多くの人の心を打つのだと思った。

  (震災遺構請戸小学校)

 

 K先生の巡検はあたりが真っ暗になっても見学が続き、いわき市湯本まで戻って、宿舎の「古滝屋」旅館では里見社長がつくった「原子力考証館」を案内していただいた。

 (里見社長の説明)