2022.11.7 サンフランシスコから帰国

 サンフランシスコに戻り、BART(メトロ)でオークランドの宿に着いたら、ようやく懐かしいと思うようになった。宿のすぐそばに韓国料理屋さんがあり、気になっていたので行ってみた。お持ち帰りのビビンバはボリューム満点でお米もおいしかった。

 

 サンフランシスコ市内は30年前に一度ツアーで来ただけで、今回実はまだ行っていなかったので、見納めに行っておいた。

 BARTの駅からトラムでフィッシャーマンズワーフに行き、最後の贅沢でシーフードレストランで豪遊した。エビ、カニ、アサリ、ムール貝、タラ?、サバ?の煮込みは大満足。目の前のマリーナにはアシカの群れがゴロゴロしていて、背景は金門橋

 

 

 そこから高台にあるCoitタワーまで急な坂と階段を上り、やっと着いたと思ったらエレベーターはメンテナンス中で動いていない。階段で登るなら入場料10ドルをまけてくれと言ったけどダメだった。高さ64mで一番上は13階と書いてあったからまあたいしたことはなかったけど、やはり眺めが良かった!

  

 階段と坂を下って、ケーブルカー乗り場へ。名物の「ケーブルカー」は30年前も乗ったけど、路面電車の線路の下にケーブルがぐるぐる回っていて、運転手さんがそのケーブルを器具ではさむと車が動き、離すと止まる、というものだそうだ。しかし1回8ドルもした(1日乗車券がお得かも)。

  (転車台)

 チャイナタウンでお客さんがたくさん降りたのでつられて降りた。モントリオールのチャイナタウンよりはるかに大きい。ものすごい爆音がして人が集まっていたので(パトカーも数台いた)何かと思ったら、爆竹を鳴らして獅子舞をやっていた。

 

 高層ビル街を歩いてBARTの駅についたので、近くの本屋さんに行こうと思ったらもう閉店でいかれなかったので市内見学終了。

 あとはオークランドの宿とバークレーのオフィスを往復、東洋人のおじさんおばさんのサンドイッチやさんや近所のスーパーも再訪した。

 少し真面目な話としては、サンフランシスコの地盤や地震災害に関して、9月に訪米されたO先生に関係者をご紹介いただいた。そのつてで、カリフォルニア州政府におつとめのM博士と連絡が取れた。ただし帰国当日になってしまいどうしようと思ったら、Zoomで面会してくださり、いろいろとお教えいただくことができた。ありがとうございます!勉強します!

 最終日はオークランドの宿のとなりの聞いたことないハンバーガー屋さんのコンボを買って、お世話になった弊社オフィスのスタッフに挨拶をして、BARTでサンフランシスコ空港にむかった。

  (バークレー

 

 ヨーロッパと較べると、アメリカは「修業してる」感満載だったなあ。物価は高いし英語もわかんないし、移動もたいへんだった。何というか、基本的に常にまわりに対して警戒している感じで、南アジアやヨーロッパとはちがう雰囲気だった。

 カナダはちょっとアメリカと違い、おもしろかった。アメリカと較べると警戒感が薄い気がした。スタバもあるけれど「Tim Hortons」というカフェチェーンの赤い紙コップ(カエデの葉っぱのマーク付)じゃないとだめで、あと、郵便局で荷物を送るときに値段を申告するのだが、USドルで言ったら「ここはカナダですよ」とたしなめられた。そりゃそうですね!

 (カナダのスタバ?)

 というわけで、2ヶ月の北米滞在終了。